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おらだの森公園キャンプ場

皆さんこんにちは!

今回のキャンプは、山形県最上町にある「おらだの森公園キャンプ場」へお邪魔しました。

このキャンプ場が位置する場所は、山形県北西部、宮城県との県境に位置しています。

この地域の特徴としては、山と川に囲まれた自然豊かな環境で、自然体験を味うには最適な場所です。

ちなみに、今回訪れた目的は、お米の生産者と、お米の生産地をこの目で拝見したかったからです。

実は、私と家族が食べているお米の80%は、この地で作られたお米になります。

ということで、今回は「おらだの森公園キャンプ場」の概要と魅力について語っていきたいと思います。

項目 詳細
キャンプ期間 9/21~9/23   2泊3日
目的 お米の生産者に会うため
人数 3名(私、妻、娘)
キャンプ場利用料 3,200円(温泉入浴料含む)
旅の総費用 約20,000円(キャンプ場、飲食、温泉、交通費)

 

おらだの森公園キャンプ場の強み

  1. 管理施設に温泉があり、しかも安い
  2. 川が近く、川遊びに最適
  3. 予約不要で飛び込みOK

 

管理施設に温泉があり、しかも安い

なんとこのキャンプ場、管理施設が宿泊可能な施設となっており、追加料金を払えば入浴も可能です。

しかも温泉のため、泉質もよいです。

浴室は15畳くらと小さいですが、受け入れ可能な宿泊人数も少なく、混む印象はなく快適。

しかも料金は、キャンプ場利用料にプラス300円。未就学児は100円と激安。

川が近く、川遊びに最適

河川敷にあるキャンプ場のため、川が近く、夏休みに子供を遊ばせる環境としては最適。

また、どこにテントを張ったとしても、距離は近く、近ければ5秒、遠くても30秒内で川へたどり着きます。

予約不要で飛び込みOK

予約不要のため、突然行って「泊まります」が普通にOKです。

もちろん、これは良し悪しあるものの、ギリギリまで天候を見極めたいとか、急にキャンプをしたいと思った時はとても都合がいいですね。

こういうキャンプ場は、選択肢の一つとしてもっておきたいですね。

ということで、以下はキャンプ場の概要です。

 

おらだの森公園キャンプ場

住所 山形県最上郡最上町大堀679
サイト環境 全てフリーサイト、地面は芝
通信環境 普通かやや悪い
AC電源 無し(ポータブル電源必須)
シャワー設備 なし
水場の環境 流し台は綺麗で複数あり。蛇口がプッシュ式のため、洗い物に苦労。深夜は照明が消灯するためライト必須。
トイレの清潔感 駐車場に一箇所のみ。水洗トイレで綺麗。
最寄り施設 スーパー、ドラッグストアあり(車で10分以内)
ペット 特に禁止事項にないため、恐らくOK。ただし利用前に必ず施設に確認ください。
ゴミ捨て場 なし
PRポイント 自然豊かな清流で川遊び。管理施設に温泉があり便利。
yoyaku

 

「おらだの森公園キャンプ場」利用料金

フリーサイト(9:00~翌17:00) 1泊2日 大人: 1人500円、中学生以下:無料
フリーサイト(9:00~翌17:00) 1泊2日 大人 :1人800円、中学生以下:1人100円
駐車場 無料
営業期間 通年営業

※2024年9月3月現在の情報 「もがみ西公園HP」参照にて作成

 

利用料金はとても安価に設定されており、1人500円。

しかも、管理施設(りんどう)で温泉入浴セットもあり、なんと1人800円という破格の料金設定。

安いだけでなく、移動の手間も省けるのは非常にありがたいですね。

 

キャンプ体験記:時系列にエピソードを評価と解説

ということで、以下は入場から撤収まで「知っておくと便利!」「これ楽しそう」的なエピソードを、評価を交え紹介していきます。

キャンプ場受付は「簡易宿泊施設 りんどう」へ

こちらが「おらだの森公園キャンプ場」の入り口になります。

当日は、むちゃくちゃ雨が降っていて、各地で警報が出るレベル。

ご覧のとおり、川も増水していて、氾濫の可能性も念頭に入れておく必要があります。

我ながら、そんな過酷な環境化でよく行ったなと思います(笑)

 

ということで、管理棟は別の場所にあるため、お隣にある「簡易宿泊施設 りんどう」へ移動します。

車で1分もかからない場所にあり、こちらで受付。

受付に行くと、券売機があり、こちらでお支払いを済ませるよう促されます。

入浴セット券もあるので、温泉も併せて入りたい方は、セットで購入した方がお得ですよ。

 

基本、どこでもテント張り放題

キャンプ場へ戻り、テントの設置を行います。

特に張る場所に指定はなく、場内であればどこでもOKのようです。

ちなみに、悪天のため、我が家以外は誰もおらず、どこでも張り放題!

連休中、ずっと悪天ということもあり、雨にうたれないよう炊事場とトイレに近い場所をセレクト。

 

ペグ打ちは少し苦労するかも

午後5時に到着したこともあり、すっかりあたりは暗くなっていました。・・・

地面は全面芝生でとても良いのだけど、ペグ打ちは少し苦労しましたね。

場所によると思うけど、ところどころに砂利や石があるのか、ペグが思ったように刺さらない。

さらに雨脚が強く、そこそこ設営に苦労しましたね(;'∀')

トイレは綺麗な水洗トイレ

トイレは一箇所のみ。駐車場内にあり、キャンプ場との距離も近くアクセスは簡単。

さらに清掃も行き届いていて、綺麗な水洗トイレです。

ただ、トイレは広くないため、キャンプ場が混み合うと取り合いになりそうな予感がします。

 

炊事場は広く綺麗で清潔感がある・・・でも蛇口は厄介

設営後はけっこういい時間になっていたので、さっそく夕飯作り。

炊事場に行ってみると、それなりに広く、洗い場はとても綺麗でした。

ただ、一つ厄介なのが、これです⇩

なんと蛇口がプッシュ式のため、こいつを押さないと水が出ないパターン・・・

そのため、洗い物は厄介で、片手でプッシュしながら、もう片方の手ですすいだり洗ったりしなきゃいけません。

唯一の難点はそこだけで、照明も明るくて夜間でも使いやすい炊事場です。

 

日帰り温泉「りんどう」は近くて便利

夕飯後は温泉へ!

やはり、温泉がキャンプ場から近いのは本当に便利ですね。移動が本当に楽です。

入浴してみた感想としては、思ったよりか良かったでね。

簡易宿泊施設と銘打っているため、簡素ではあるもの、冒頭でお伝えした通り泉質は良かったです。

買い出し可能なスーパー、ドラッグストアが近い

温泉の後は買い出しです。

このキャンプ場、ものすごく山奥でド田舎なのに、勝手が非常によい!

なんと、車で10分もあれば、スーパーやドラッグストアがあり、買い出しに困ることはありません。

マックスバリューと、ツルハドラッグに寄ったけど、特にツルハドラッグはとても品数の多いお店で助かりました(^^♪

 

その後、キャンプ場に戻り、現地調達したお酒と、子供用のジュースを購入し、乾杯。

 

お米の生産者「米仙人」からのおもてなし!

さて、今回のメインイベント、2日目はお米の生産者に会いにいきます。

我が家が毎日食べているお米、無農薬栽培を手掛ける米仙人です。

前から自分たち

米仙人はどんな人?

 

お米の生産者で、農薬を使わない無農薬栽培を手掛けるこだわり農家さんです。

とても印象的なキャラクターの持ち主で、髪は白髪に染め上げ、白髪の上髭、下に向かって大きく伸びる下髭は、まるでサンタクロースのような出で立ち。

米作りに対する熱意とこだわりは他の農家の追随を許さず、食の安全性や、農業の在り方に疑問を感じ、己の新年で米作りに挑む。

米仙人という名前に偽りはなく、見た目、思考ともにガチで仙人です。

 

無農薬栽培の生産地(田んぼ)を訪れる

ということで、米仙人に田んぼを案内して頂きました。

数ある田んぼの一つで、小国川という河川敷にあり、両岸は山に囲まれ、目を落とすと田んぼが列をなして広がっています。

町の中心から遠く離れ、人工物も電柱と道路くらいしか見当たらない。

そんな秘境のなかで栽培されるお米は、無農薬栽培をするにはうってつけの環境なのでしょうね。

当日はあいにくの雨だったけど、刈り取った稲が竹で作った囲いで天日干しされているのは印象的。

 

お米農家のご馳走

田んぼの視察を終えたあとは、米仙人宅でお昼ごはんをご馳走になりました。

いろいろ出てきました。

おいなりさんに、天ぷらに、コーヒーなんかも。

至れり尽くせりのサービスを満喫。

 

水害の爪痕

食後は、別の田んぼへ案内して頂きました。

実は、山形県の最上郡では、8月の豪雨で災害に合われており、米仙人の田んぼも被害にあっていたそうです。

画像をみて頂くと分かる通り、護岸が崩れ、田んぼの一部が川に崩落しているのが分かるかと思います。

農家が最も苦悩するのは、望んだ通りに収穫できるか分からない。

天候不順、災害リスクなど、こればっかりは予想することは出来ないし、祈ったところで効果はない。

そんな不確定要素が高い業界で働き、頭を悩ませている農家さんには頭が上がらない次第でございます。

 

日帰り温泉(簡易宿泊施設りんどう)

浴場は大人6~7人がちょうどいいくらいのサイズで、洗い場は4カ所(記憶が曖昧)

大きな浴場ではないため、混雑時は少し厄介だと思います。

ただメリットとしては、キャンプ利用者にとって、温泉入浴が近場にあって非常に便利です。

キャンプ場の隣に施設があるので、歩いて行ける距離です。

 

確かに、施設のサービスや建物の設備環境は最高とは言い難いものの、キャンプをする者にとっては十分な内容で、泉質も非常に良かったと記憶しています。

住所 山形県最上郡最上町大堀679
営業時間 5:30~21:30  定休日:無休
料金 大人370円/小人170円( 小、中学生 )/幼児100円(4歳以上)

※2024年9月3日現在の情報「簡易宿泊施設りんどう」より参照

ここだなぁ~と思った点について

以下、ちょっとこれは使い勝手が悪いなと思った点について記載します。

  1. 水道の蛇口がプッシュ式
  2. キャンプ利用者以外も多く、特別感がない
  3. 治安が少し心配

水道の蛇口がプッシュ式

キャンプ場の解説でもお伝えしましたが、炊事場の水道の蛇口がプッシュ式のため、洗い物はけっこう難儀します。

節水としての取り組みは素晴らしいですが、利用者側にとっては使い勝手が悪い。

 

キャンプ利用者以外も多く、特別感がない

キャンプ場ではありますが、公園として利用される方も多く、隔絶された空間はなく、人気を気にする人にとっては居心地はよくないかもしれません。

 

治安が少し心配

キャンプ利用者以外が多いのと被りますが、24時間誰でも出入りが自由のため、不審者の心配はあります。

我々が宿泊していた際、利用者以外の車が夜間に停まっていたため、少し不気味に感じました。

外出する際は、貴重品や盗まれては困るものは常に携帯していた方が良いでしょう。

 

こんな人たちにオススメ

素晴らしいキャンプ場ではあるものの、24時間出入りが自由で、キャンプ利用者以外も多いため、ある程度の割り切りは必要かなと思います。

コスパを求めるソロキャンパー

利用料金が1人500円と安く、ソロキャンパーで「お金はあんまり使いたくありません」って方にはオススメです。

 

川遊びをしたい人

我々家族は、茶色く濁った川しかみていませんが、キャンプ場の隣を流れる小国川は、普段は穏やかで綺麗な川だと聞いています。

キャンプ場から出入りがしやすいよう、河川敷に階段が設けてあるなど、川へのアクセスは容易にできるため、子供を遊ばせるには良い環境だと思います。

大人数で談笑したい人達

推奨はしませんが、良識の範囲ないで大勢で談笑するには良いかもしれません。

というのも、料金設定や、キャンプ場の利用環境からして、多少うるさくても利用者は許してくれそうな気がします。

もちろん、夜間はNGなので、騒ぐにしても日中だけにしましょう。

 

以上、おらだの森公園キャンプ場について解説致しました。

 

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